QRコード
QRCODE

店長情報 トップページ
店長情報

アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 0人
プロフィール
花楓
店長情報 › 花楓 › 別の男性も毒殺の疑い 再逮捕

2015年01月29日

別の男性も毒殺の疑い 再逮捕

 青酸化合物による連続殺人事件で、大阪府警は28日、大阪の男性を殺害したとして、京都の夫に対する殺人罪で起訴された筧(かけひ)千佐子被告(68)を殺人の疑いで再逮捕した。捜査関係者によると、男性が亡くなる直前まで、千佐子容疑者が喫茶店で一緒にいた疑いが強い。府警は、千佐子容疑者が別れ際にカプセルに入れた青酸化合物を男性に飲ませた可能性が高いとみて調べている。逮捕容疑は2012年3月9日午後5時前、大阪府貝塚市か周辺で、交際していた無職の本田正徳(まさのり)さん(当時71歳)=貝塚市=に青酸化合物を飲ませて殺害したとされる。血液からは致死量の2倍の青酸が検出された。

 捜査1課によると、千佐子容疑者は「その日に喫茶店で本田さんに会ったが殺していない」と否認している。

 捜査関係者によると、本田さんがバイクを運転中に転倒した現場は、千佐子容疑者が本田さんと会ったとされる喫茶店の約1・6キロ先だ。本田さんは喫茶店を出て数分間、バイクを運転したとみられるという。

 青酸化合物をそのまま口に入れるとすぐに効くため、本田さんはカプセルごと飲まされたとみられる。府警の分析で短時間でカプセルが溶けたと推測され、本田さんは千佐子容疑者と直前まで喫茶店にいた可能性が高いという。

 一方、本田さんが死亡した後、千佐子容疑者が受け取った本田さんの遺産の総額は約2000万円だった。



 ◇血液保存 決め手に

 捜査は本田さんの血液が司法解剖をした大学に保存されていたことで大きく前進した。

 関西医科大の赤根敦教授(法医学)によると、司法解剖後も血液や臓器の一部を保存するのが通常という。捜査側からの再鑑定の依頼に備えるためだ。ただ、保存を義務付けた法律はなく、保存期間などは大学によって異なるという。

 一方、当時の司法解剖で本田さんの血液は鑑定されていなかった。捜査関係者によると、覚醒剤、アルコール、睡眠薬などを服用していないかは調べたという。

 ただ、血液鑑定をして青酸の有無を調べるにはさらに費用がかかる。ある捜査幹部は「交通事故では通常は青酸の有無は対象にしていない」と話す。



 ◇筧千佐子容疑者の一問一答

 千佐子容疑者は昨年11月に京都府警に逮捕される前、毎日新聞の取材に複数回応じ、本田正徳さん殺害への関与を否定した。

 --本田さんの血液から青酸が出た。

 私を犯罪者に陥れる何かが働いている。毒なんか簡単に手に入らない。

 --公正証書遺言を作ったのはなぜか。

 彼が優しさでやってくれた。10年、20年一緒に暮らしても結婚していなければ交際相手には1円も入らない。覚えとき、常識やで。

 --本田さんが亡くなった日の行動は。

 彼がバイクで転ぶ約30分前まで近くの喫茶店で一緒にお茶を飲んだ。彼が先に店を出てバイクで行った。私はお金を払ったり、トイレに行ったりして遅れて車で出発した。


Posted by 花楓 at 12:10│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。